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活動レポート

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高山義浩氏講演会アジアが見えてくる~国際協力の現場から~

2001年09月15日 更新

◎日 時: 2001年9月15日 15:00~
◎場 所: 熊本大学医学部楷樹会館

 

9月15日(土)15時から熊本大学医学部楷樹会館にて高山義浩氏の講演会が行われ、学生・社会人など40名 以上が参加した。

 

講師の高山義浩氏は、1970年、福岡県生まれ。東京大学医学部保健学科卒。現在山口大学医学部に在学中。国際保健研究会代表。主な情報発信源に『国際保健通信、著書に『アジアスケッチ』(白馬社)などがある。

 

高山さんは、複雑に絡み合った異文化を放浪している本当の旅人なのではないかと思う。そして訪れた先の土地が持つ魅力と、その土地が抱える問題を、研ぎ澄まされた感性で鮮やかに引き出し、私たちに伝えてくれるのだ。

 

今回の講演会において、高山さんは国際協力の現場における自らの実体験を、映像をまじえて非常にわかりやすく説明し、これからの国際保健協力に求められる姿勢を示した。高山さんの経験から浮き彫りにされたリアルなアジアの姿に、衝撃を受けたという声が会場からは多くあった。

 

高山さんの魅力とは、痛みと共に生きる人々の声にならない思いを聴き取ることのできるその耳であり、目に見えないものを見抜くその目にあると思う。そして、その大地の持つ記憶(歴史)を立体的にとらえている所にも大きな特徴がある。高山さんの言葉を借りるなら、それらはすべて「センス」ということになる。そういう「センスの良さ」と、「あくまでも相手を尊重しよう」というやわらかな姿勢が、これから21世紀を創っていく私たち一人一人に今求められているのではないだろうか。

 

(文:坂口文)

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