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活動レポート

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12月1日 NPO/ソーシャルベンチャー経営ノウハウ勉強会

2012年12月21日 更新

<レポート>
◎日 時: 平成24年12月1日(土) 15:00-16:30
◎参加者: 20名
◎会 場: くまもと県民交流館パレア
◎講 師: NPO法人G-net 代表理事 秋元祥治氏

 

平成24年12月1日(土)、NPO/ソーシャルベンチャー経営ノウハウ勉強会「秋元志塾~アキモトココロザシジュク~」を開催しました。今回は会場が和室でしたので、畳に座布団というスタイル。時代劇に出てくる寺子屋のような雰囲気の中、まず秋元さんからご自身の実際の「取り組み」「これまでの経緯」「考え方」などをお話し頂き、その後質疑応答で議論を深めて行くという形でした。特に印象的だった秋元さんにとってのNPO事業運営にあたって大切にしている考え方6点についてご紹介します。

 

1、手段と目的、意図。

事業で陥りがちなこととして、手段が目的化してしまうことがある。それに気をつけて、常に目的を軸に事業を運営しなければならないというものです。G-netでは、岐阜の街を盛り上げたい。活性化したい。という想いを軸に活動していました。当初取り組んでいた、イベント事業、フリーペーパー事業を平成20年に休止、現在は実践型インターンシップを中心に「地域で活躍する人材を育成すること」に資源を集中するという戦略を取っています。そして、この数年間で今までに無い大きな成果を得られるまでに事業が成長していきていることです。

 

2、目標や効果測定を定量化。

つまり、目標を数値化し、結果どこまで到達したのかを誰にでも見える形にするということです。このことが、以下3、4、5の内容につながります。

 

3、透明性のある情報開示。弱みも含め。

効果測定が誰にでも分かる形で示されることで、上手くいっているところは、どれだけ上手くいっているのか、逆に成果を上げられていないところはどこなのか。明確になります。また、一般企業では、弱みを情報開示することは不利な結果を招くだけです。しかし、NPOという立場が人々の共感の上に成り立つ性質であることから、NPOにとって弱みの情報開示は、共感、賛同を頂いている方々からのサポートを集めるきっかけになり得る。

 

4、借り物競走

2、3を行うことによって、自分たちだけでは調達できないような資源や情報が集まり、それらを活用しながらステップアップ。さらに目的達成のための事業展開が可能になっていくこと。

 

5、外部スタッフの巻き込み

G-netでは、経営と執行の分離を行い、経営つまり事業全体の意思決定の部分には、地域の企業経営者など外部の方に入っていただいているそうです。本来の目的達成のために最も必要なことに資源を集中できる。より有効な意思決定ができる体制づくり。

 

6、めちゃくちゃ努力する

最後は、とにかく人一倍努力をする。ということ。
ご紹介したのは、勉強会で出てきた考え方のごく一部で、他にもたくさんの気付き学びがありました。実際に“めちゃくちゃ努力”されていて、経験と実績の中で語られる内容はとても参考になるものばかりでした。本当にありがとうございました。「社会に良さそうなことではなく、社会を良くしよう」たくさんの気付きを心に刻んで、出来るところからひとつひとつ取り組んでいきたいと気持ちを新たにしたところです。

 

※当事業は、平成24年度熊本県新しい公共支援事業「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」熊本若手NPO活動者育成プロジェクトの一環としてNPO法人NEXTEP/くまもと県民交流館/一般社団法人フミダス/株式会社ディカーナ/NPO法人ドットジェイピー熊本支部が共催で実施しました。ご協力いただいたすべての皆様に感謝いたします。

 

(佐々木)

NEXTEPの活動にご支援いただいている特別協賛各社