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訪問看護見学後のレポート17

2013年07月26日 更新

◎日 時: 2013年6月14日
◎参加者: 訪問看護師

 

<見学を終えて感じた事>

 

(午前)

新生児仮死による脳性麻痺、四肢体幹に重度の障害をもつ5歳女児のお宅訪問

 

看護内容…摘便、入浴介助、更衣、気管内吸引、口腔内吸引、排痰援助、リハビリ、家族支援など

 

ヘルパーと抱合せでサービスに入る。この日は調子の悪い日だったらしく、少しの刺激でも筋緊張が起き、咳き込むため、頻回の吸引を要した。入浴中も2~3回吸引する。浴槽を叩く音や「あ」の音が好きらしく、ニッコリ笑顔が見られる。笑顔が可愛らしい。度重なる発作のため、関節が固まってしまうらしく、手指をゆっくり開くと、ポキポキと音がする。調子よく笑っているかと思うと、再び緊張が起き、咳込み、嘔吐する。ヘルパーと抱合せでサービスに入らなければ、手がいくつあっても足りないといった感じ。体重20kgと、お母さん一人では抱えきれなくなってきている。看護師が抱えて風呂場へ移動するが、今後も考えて、移動手段を変えていく必要があるという。お母さんも介護をするようになり、5年。ベテランであり、その時々の気持ちや疑問を解消する術をお持ちである。その術のでも、訪問看護師の存在は大きいと感じた。

 

(午後)

SMA1型の2歳男児(人工呼吸器管理)

 

看護内容…入浴介助、人工呼吸器かんり、排痰援助、吸引、遊び、リハビリ、家族支援など

 

今回もヘルパーと抱合せでサービスに入る。お母さんも入浴介助に入られ、アンビューしながら介助する。ただ体を洗うのではなく、上肢のリハビリをしながら、楽しく行なっている。入浴後は絵本を読みながら、スクイージングを行う。しっかり理解出来ているようで、「これはライオンかな?」の質問に瞬きで答える。とても理解力があり、驚いた。こちらも、訪問した看護師に色々と相談されていた。自分の判断で行動する時、不安だから後押ししてほしい、そんな印象を受けた。

 

<小児専門の訪問看護の必要性と課題について>

 

小児専門と特化することにより、専門的知識や経験が得られ、より質の高い看護を提供することができていると思う。需要はかなり大きいので、それに対応していけるだけのマンパワーやステーションとしての基準・体制も準備する必要があると感じた。訪問看護ステーションが小児を対象外とする理由の一つに、「退院支援、コーディネートの大変さ」があるが、今後相談支援事業が普及することを踏まえると、少し受け入れやすくなるのではないかと思う。そして、「小児は経験したことがないから、わからない」という漠然とした不安も、ステップキッズさんが、このように研修や見学の機会を設けて下さることで、解消するのではないかと感じた。実際、小児を受け入れていく過程で様々な課題に遭遇していくと思うが、「すべてはかわいい子どもたちの笑顔のために」という想い、それに尽きると思った。

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