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訪問看護見学後のレポート21

2013年10月29日 更新

◎日 時: 2013年10月9日~10日
◎参加者: 訪問看護ステーション管理者

 

<見学を終えて感じた事>

 

2日間で3件見学訪問させていただきました。

 

1日目の訪問前のオリエンテーションでは、小児在宅支援事業として、小児に特化した個々のニーズの対応した、訪問看護、訪問介護、福祉有償運送サービス、相談支援事業所と、一つの事業所で担っているということは、利用する側にとっては、とても、心強い事であると感じました。

 

また、在宅移行にあたっては、環境整備はもちろんの事、家族の心のケアを含めた教育、試験外泊、医療費制度などの退院時支援コーディネートを行い、3ヶ月間の準備期間を経て開始するという事でした。人工呼吸器をつけた乳幼児が家で生活するため、個々の諸事情に合わせたシミュレーションを行い、準備を万端にし、初回訪問ですぐにケアが出来るようにしている。

 

現在の利用者27名のうち3割が人工呼吸器で、1~2歳児が多く、7割が未就学と言う状況で、看護内容は入浴介助が多く、毎日(月~金)訪問で、複数回が多い状況です。見守りや移動手段という需要にも対応した、スタッフの割り当てができることは何より心強いことです。

 

<午前>

 

?      Aちゃん 2歳 新生児仮死で重度四肢麻痺の人工呼吸器、胃瘻管理

 

入浴場面では、看護師がバイタル測定の間、ヘルパーさんが、入浴準備をし、浴槽内ではお母さんがアンビューを押すなど、手際よくチームワークがとれていました。浴槽内でもベッド上でも呼吸リハや四肢の可動域や体幹屈曲、ひねりやゆらし、座位訓練を行っていました。みんなで声をかけて遊びも取り入れ、お母さんも笑顔でスタッフと信頼関係がしっかり保たれていると思いました。また、様々な工夫がされており、個々の状況に合わせてケアがしやすいように配慮されていました。

 

<ケースカンファレンス>

 

午後訪問の前にケースカンファレンスを訪問しているスタッフで行っていました。主な内容は入浴手順を、これから訪問するスタッフへ伝達し、共有を図るという事でした。昼食もそこそこに済ませて、お昼休みの時間も惜しまず活気あふれる意見交換をしている姿に感動しました。

 

<午後>

 

?      Bちゃん 2歳 重度新生児仮死で人工呼吸器、胃瘻管理

 

レスパイト入院で退院時の支援で病院へ迎えに行き、自宅に帰り、そのまま入浴支援という流れを見学させていただきました。看護師、ヘルパーさんに加え、人工呼吸器の業者さんも時間を合わせて移動支援していました。機器の取り扱いにおいては、とても安心できると思いました。

 

帰宅すると、同胞が3人おり、入浴後の後始末をお手伝いしていました。

 

<2日目>

 

?      Cちゃん 2歳 ミトコンドリア脳症  人工呼吸器、経鼻カテーテル

 

ベッドや入浴用具、栄養スタンドなど全てお父さんの手作りで、ベッドの下には扇風機まで取り付けていました。吸引物品、眼薬、軟膏類、お手拭、おむつなど必要なものがすぐに使えるよう棚の工夫もされていました。室内壁には沢山の写真やステーションからの手作りプレゼントが飾られ、みんな笑顔で声かけ、笑い合い、暖かい気持ちになりました。

 

<見学で感じたこと>

 

入浴場面では、看護師、ヘルパーさん、お母さんで、無駄の無いてきぱきしたチームワークで行い、住環境に合わせたさまざまな工夫がされ、ケアが円滑に行われていました。何より、信頼関係が構築され、スタッフの明るい前向きな姿勢が眩しく写りました。

 

必要なケースに理学療法士さんが、体位交換枕をその子に合わせて計測して作成し、成長と共に評価していました。

 

?    のケースで入院していた病棟看護師が誕生日のお祝いに自宅訪問され、入浴場面を見学し、在宅の様子を見学され、訪問看護師と連携がより強まる事と関心しました。また、研修会等に参加する機会もあり、他施設、他職種との繋がりが出来ていくと思います。

 

現在、うちのステーションでは、小児のケースはありませんが、個々のニーズに対応するという事では、高齢者の利用者にも、見守り、移動支援の需要は高いので、訪問介護、移送事業とひとつの事業所でカバーできることは、円滑でタイムリーな支援ができると思いました。

 

物品の実際では、ペットボトルにつける園芸用のシャワーヘッド、ペットシーツの利用など成人でも参考にしたいと思います。

 

今回はお忙しい中、見学、同行させていただき、ありがとうございました。

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