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訪問看護見学後のレポート26

2014年04月15日 更新

◎日 時: 2014年3月28日
◎参加者: クリニック看護師

 

<見学を終えて感じた事>

※1件目 5歳男児 24時間人工呼吸器装着 看護師とヘルパーにて訪問。 家族より状態の情報収集(前日に行ったデイサービスの報告やデイサービス利用中の母の外出の話等)後、状態観察・バイタル測定・ベッド上にて洗髪洗身を行い、ベットサイドにて呼吸器を装着したまま入浴介助(NS・ヘルパー・母)・更衣・看護ケア・全身のマッサージを施行。

 

※2件目 3歳男児 24時間呼吸器装着 看護師とヘルパーにて訪問。時間差で訪問リハあり。 家族より状態の情報収集(胃瘻挿入部の発赤や状態の様子の相談あり)後、状態観察・バイタル測定・自宅の浴槽まで抱っこにて移動しアンビュー使用にて入浴介助(NS・ヘルパー・母;NS又は母が、息を合わせ声掛けを行いながら交代でアンビューバックを押す)・更衣・看護ケアを施行。その後、訪問リハが合流し申し送り後に受け渡す。

 

※3件目 女児 気管切開 看護師2名にて訪問 家族より状態の情報収集(午前中に家族で出かけた花見の様子等の報告)後、状態観察・バイタル測定・自宅の浴槽にてNS2名にて入浴介助(自宅浴槽は現在の児で幅がいっぱいになってきている現状を2名の看護師と合流したPTで今後の入浴方法などを検討し合いながら入浴をしていた。)更衣・看護ケアを行った後、バギーに乗車してる時に腰が浮き気味になっていたとの情報があったために児をバギーに乗せ、児が安楽に乗れるように微調整し、母にも乗せ方のポイント等の指導を行う。

 

≪目的と感想≫

私は小児科クリニックと重症心身障害児の日中一時支援事業を行っている施設で勤務している看護師です。

 

当園は通園型で家族の送迎により登園・降園してもらっています。その中で、通園や通院ですら困難な児や家族からの相談も沢山受けます。そのような児の在宅での生活の様子や表情・家族との関わり等を目で見てみたいと思ったこと。また、私が所属する日中一時支援事業の中での看護師の役割、訪問看護での看護師の役割の違いを学びたいと思い、依頼させていただきました。

 

同じ重症心身障害児に携わる者としてサービス形態は違っても、地域によってサービス提供の時間の差や行政とのやりとりにおける問題、児の成長による学校等の問題、家族のレスパイトや兄弟児のケア等、悩みは共通している事を管理者の方や同行させていただいた看護師さんからの話の中で実感することが出来ました。

 

また、NPO法人NEXTEP 小児在宅支援事業ステップには訪問看護・ヘルパー・福祉有償運送・相談支援事業の4本柱で運営されており、各サービスが連携することにより、看護師・ヘルパー・PT等多職種が様々な方面からの情報を共有し協力して個人がいくつもの役割を担えるようなシステム作りがサービスをスムーズに提供できている良い点だと感じました。

 

今回同行させて頂いたどの家庭でも、ベッドの位置を家族みんなが生活をするスペースの中心に配置してあったり、ベットサイドにはおもちゃやぬいぐるみが飾られていたり、天井にカッティングテープを貼ってあるお宅もあり明るく楽しい雰囲気作りの工夫がされてありました。また、初対面の私が伺っても自宅ということ・家族がそばに居るという安心感もあり、子ども達はとてもリラックスした穏やかな表情で迎えてくれ、そんな表情を見ることが出来て大変嬉しく思いました。

 

最後に、病院から退院して私が携わっている施設のように通園出来る状態まで安定するには家族の方々にも大変なご苦労もあると思いますが、そんな家族の方々に寄り添い少しでもレスパイトの時間が出来、児にとっても子どもらしい生活の刺激を与えていける関わりが出来たらと改めて感じたと共に、病院⇔家族⇔在宅医療⇔地域のつながりがスムーズに行くよう、私達も努力していきたいと思います。またそれと同時に、小児に特化した訪問看護の重要性・必要性を痛感することが出来ました。

 

お忙しい中お時間を作って頂いたNPO法人NEXTEP 小児在宅支援事業ステップの皆様見学同行を快く承諾して頂いた利用者の皆様に感謝します。

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