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訪問看護見学後のレポート27

2014年05月07日 更新

◎日 時: 2014年4月16日
◎参加者: 看護師

 

<見学を終えて>

 

<見学の目的>

小児訪問看護ステーションの開設を視野に入れ、小児訪問看護の現状について理解するために見学を希望させていただきました。また、NPO法人の訪問看護ステーションの利点等を知りたかったのと、NPO法人はどのようはプロセスを経て経営や管理を行っているのか興味があり、情報収集がしたいと思い参加させていただきました。

 

<見学後の感想>

まず、外部からの訪問者を受け入れる機会が多いことが関係しているのか、初対面から職員の方々が気持ちよく挨拶され、私の緊張していた気持ちが少し和みました。スタッフ教育が行き届いている印象を受けました。

 

午前中は管理者と事務局の方から訪問看護に関する詳細な説明をしていただき、小児訪問看護のしくみから職員の管理的側面に関することまで、私たちの質問に対する返答を交えながら教えて頂きました。職種間の連携や訪問看護とヘルパーの協働については学ぶことが多く、午後からの訪問先ではその実際が見学できて、ぜひ持ち帰って検討しようと思いました。

 

管理者の方から、小児訪問の療養環境はすべてが整っているとは言えなくて、行政に問題提起することも多いと聞き、日頃から、より良い環境づくりに向かって精進している姿に感動しました。私は病院勤務の経験が長く、仕事に追われ夜勤をこなしていく日々でした。こんなにチームが団結して1人1人の看護方針を検討していただろうかと反省しました。今後やりたいと思っている訪問看護が、ステップキッズさんみたいに利用する子供たちの情報をスタッフ全員が共有でき、ブレない看護方針で温かく接していけるといいなと思った次第です。

 

午後からは、本日退院して自宅で訪問入浴を受ける家庭に同行させていただきました。ご両親にも部外者の見学を快く受け入れてくださって、感謝しています。家に帰る途中で、たびたび気管や口腔内の分泌物を吸引し、移動中の変動を最小限にする工夫が見られました。移動に関しては本人も家族も緊張する場面であり、配慮や手際の良さが求められると痛感しました。自宅に到着したら、ヘルパーさんが手際よく入浴の準備を行い、看護師が児の観察と入浴ができる状態であるかアセスメントし、家族とともに物の配置や入浴の手順を確認していました。無駄のない役割分担で家族の意見を尊重しながら一番いい方法を模索していき、次回のケアに繋げていく姿勢が家族との信頼関係を生むのだと思いました。訪問で得た情報は夜の当番になった看護師に引き継がれ、予測される問題点まで伝えられており、これが継続看護なのだと感心しました。

 

最後に、忙しく緊張を伴う中でも私たち見学者に配慮していただきありがとうございました。非常に大きい学びとなり、次に活かしていく決意ができましたことを感謝いたします。

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