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活動レポート

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訪問看護見学後のレポート36

◎日 時: 2015年2月24日,26日
◎参加者: 建国大学病院 小児科 NICU教授 金民熙
<見学を終えての感想>
最近、韓国でも 超未熟児の生存率が上昇し、障害を持って、呼吸器をつけて退院する子どもたちが増えています。 そのため、超未熟児の退院後の管理と追跡調査に平素より関心を持っていました。
2015年2月23日、インターネットを通じて活動の様子を知った小児専門訪問看護ステーションであるステップキッズの取り組みを見るために熊本県合志市にあるNPO法人NEXTEPを訪問しました。
24日と26日の両日に4人の患者の家の訪問看護に同行しました。

出勤後、看護師とヘルパーが事務室で、昨日からの情報と今日訪問予定の子どもたちの情報の共有を行っていました。約1時間の時間を有効に使い、楽しみながら行っていました。特に管理者の中本さんの豊富な経験と人德が感じられました。

一番記憶に 残る患者はMちゃんでした。
26日、雨降る朝、静かで美しい風景をみながら自宅に到着しました。Mちゃんは17歳で寝たきりでしたが、栄養状態は良好に見えました。生後10日目にヘルペス脳炎になってから今までの経過を母から聞いている間に、看護師さんがバイタルチェックや肺理学療法、口腔ケアなどをしました。母の話には心から敬意を表したいです。スケジュールをみると毎日1回以上の訪問看護師、医師、ヘルパー、理学療法士などの訪問があり、困難が伴う生活を、様々な力で支えているようにみえました。
深刻な障害を持って自宅に帰った子供たちを専門的なトレーニングを受けたスタッフが訪問して、組織的にサポートしていました。また、彼らを支えるには経済的なサポートも重要であると感じました。現代の医療の力で助けた子どもたちが、家族のもとで楽しく生活できるようなサポートを、このようなデジタル時代にアナログの香りを感じさせる和やかな人間愛で行っていました。
韓国ではまだ不十分な小児訪問看護をステップキッズをモデルとして韓国の経済状態や実情に合わせて向上させなければならないという大きな宿題を持って韓国に帰国しました。

深刻な障害を持った子供たちを専門家のアドバイスを受けながら家で家族と一緒に生活できるように支えること、悲劇ともなりうる子どもたちの人生と家族の心を、人間愛をもとに複合的な支援を行うことにより、
一緒に暮らす家族たちも障害児も含めて隣人になることができるということを教えてくれる真の教育の場所でもした。

招待してくれて施してくださった島津智之先生と診療の新しいモデルを披露してくれた緒方健一先生、一緒に訪問してくださった中本さおりさん、佐々木大河さん、藤木順子さん他皆さんに感謝いたします。

NEXTEPの活動にご支援いただいている特別協賛各社