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活動レポート

活動レポート

訪問看護見学後のレポート47

◎日 時: 2016年3月11日
◎参加者: 退院調整看護師

 見学を終えて感じたこと

 私は現在総合病院に勤務をしている退院調整看護師です。当院は総合周産期母子医療センターの指定を受け、NICU病棟には超未熟児、低出生体重児、心疾患、染色体異常児など年間400人程入院児がいます。以前、熊本で開催された多職種連携に関する研修に参加した時に、おうちで家族と過ごすという事を考えさせられた学び深いものであったので、今回、ぜひ多職種連携や在宅支援の実際を学びたいと希望し、念願かない研修をさせていただくこととなりました。
 NEXTEPさんは田園の広がる場所にあり、室内は木のぬくもりとスタッフの方のぬくもりを感じる心温まる一日の始まりでした。午前中は障害児通所支援事業であるボンボンに来られたお子さんとご一緒させていただきました。その日はお天気も良く大きな窓から日差しが入り、天井も高く開放感のある空間でした。スタッフの方も安全面に注意しながらも、お子さんへの声掛けや笑顔は家族に語りかけるように優しく絆を感じました。また、遊びという部分でも子供らしい遊びを取り入れつつも、成長発達を見据えた遊びもあり工夫がすごいなと感じました。何よりスタッフ皆さんがお子さんの事を今、何に興味があって何が好きなのか家族のように把握され、子供達がスタッフさんの顔が見えたら笑顔になる場面があり、ほほえましかったです。
 午後は自宅療養中のお子さん宅へ担当看護師さんと同行訪問をしました。お部屋へ入り目が会うとにっこり笑うよし君がいました。何度も生命の危機を乗り越え現在在宅で過ごされていると聞き、家族の不安やご苦労は計り知れないだろうと思った。そんな中、よし君が家族の愛情をたっぷり受けながら今過ごせるのは、よし君を取り巻く方々の思いと支援がひとつとなりよし君と家族を支えているからだろうなと感じました。この世に生を受け生まれた土地で家族と暮らすことは、誰もが望むことであり、そのためには医療・福祉・教育のそれぞれの立場から、見守り支援する大切さを改めて学びました。その実際のトライアングルの輪を今回見せて頂いたように感じました。大切だと言葉でいうのは簡単ですが、この仕組み作りの立ちあげまでご苦労なされたんだろうなと感じるとともに頭が下がる思いでした。NEXTEPさんの存在は熊本県のお子さん達、なにより家族の方々は心強いだろうなと思います。私たちの県には小児に特化したステーションがないのですが、こちらで学ばせて頂いたことを、今後母子支援に活かしたいと思います。ご多忙な中、研修を受けて頂いた佐々木事務長さん、理事の中本さおりさん、スタッッフの方々、見学をお受けして頂いた子供達、ご家族の皆様へ深く感謝いたします。本当にありがとうございました。

NEXTEPの活動にご支援いただいている特別協賛各社