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活動レポート

活動レポート

訪問看護見学後のレポート51

◎日 時: 2016年11月4日
◎参加者: 病院看護師

 見学を終えて感じたこと

 今回ご多忙のなか見学を受け入れてくださってありがとうございました。現在私は総合病院の NICUで看護師として勤務しています。週数浅く低出生体重で生まれてくる子どもたちをみていて退院後の生活や将来的な成長、発達に関心をもっていました。以前からネクステップの存在は知っており今回在宅で生活する子どもたちの実際の様子や支援の様子を見学したく参加させていただきました。
 訪問看護では熊本地震後、仮設住宅に住まれているご家族のお宅へ同行しました。小児の訪問看護を見るのは初めてでしたが私が想像していたものとはるかにかけ離れスタッフとご家族の笑いの絶えない明るい雰囲気に感銘を受けました。
気管切開しているためお風呂はお母さんがバギングしながら看護師、理学療法士、ヘルパーさんがお風呂に入れていましたが終始楽しい雰囲気で笑いが絶えず本人もとてもいい表情をしていました。
 遊びを取り入れたリハビリではその子の発達段階やすきなものに応じて工夫されており、「こんな遊びやポジションを取り入れてみよう」などとお話しされていました。その日はいつもより心拍数が高かったため無理をせずゆっくりとした動きを取り入れられていて、その日の本人の状態に応じて医師に相談したりリハビリのメニューを変更したりと臨機応変に対応する姿を見ることができました。お子さんの表情の小さな変化を観察しながら一つ一つのケアを行っていくこと、できる機能を最大限にいかしアプローチしていくことが重要だと学びました。
 帰りの車のなかでスタッフがおっしゃっていた介助ではなく子育てとなるような支援 が大事だという言葉が印象に残りました。ただ作業をこなすだけでなく心のこもった温かい言葉かけや配慮、ご家族だけでなく医師や看護師、PT・ST、ヘルパー等みんなでお子さんをみていく、そんな姿勢がうかがえました。また、訪問看護師は医師とご家族との架け橋の役割であり、医療の相談から育児の相談までお母さんの心に寄り添う重要な存在となっていることがわかりました。バックグラウンドにこのような体制が整っているからこそご家族は安心して前を向いて進めるのだと思いました。
 NICUで働いていても NICUを卒業したお子さんが体調わるくなり、肺炎や哺乳不良などで小児科に入院するといったケースを見ています。ご家族が育児手技を獲得し、子どもの体重が増えてNICUを退院することが決してゴールではなく、お子さんとご家族が安心して自宅へ帰られるようサポートする役割として、私自身さらに成長していきたいと思います。
 最後に、見学を受け入れてくださったステップ♪キッズのスタッフの皆様、訪問先のご家族の皆様、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

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