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活動レポート

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【平成28年度熊本県小児訪問看護ステーション機能強化事業】多職種連携セミナー

2017年3月5日(日)

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3月5日(日)、熊本大学医学部キャンパスにて「重い障がいのある子どものための多職種連携セミナー」を開催しました。
医師や看護師だけでなく、理学療法士や保育士、介護福祉士等、参加者の職種は多岐にわたり、約100名が参加してのセミナーとなりました。

今回は、特定非営利活動法人地域ケアさぽーと研究所理事の下川和洋先生、東京都立小平特別支援学校の田添敦孝先生、オレンジホームケアクリニック代表 紅谷浩之先生をゲストにお招きし、重い障がいのある子どもたちが、日々の暮らしや学校生活を送るために多職種が連携する必要性について、それぞれご講演いただきました。

当日は下川先生の講演からスタート。「地域生活を支える医療的ケア」をテーマに、教育分野における医療的ケアの課題における「合理的配慮」という考え方についてご講演いただき、また、続けて参加者体験型の分科会も行われました。
分科会は相談支援についても行われ、障がいのある子どもたちが退院し、「その後のお家での生活にはどんな課題が出てくるか」「その都度どのような職種と連携しながら解決を図るか」といった内容での活発な意見交換がなされていました。

田添先生からは「教育を通して地域とつながる」の演題にて、教育現場における医療的ケアの課題について、これまでの歴史とともにこれからの動きについて具体的なお話をうかがいました。
「すべての子どもたちが夢や願いの実現に向けて光り輝いていけるように」と、教育現場の立場からお話される内容に、参加者も熱心にききいっていました。

午後は、福井県で地域とともにある在宅ケアを実践されている「オレンジホームケアクリニック」の紅谷先生の講演からスタート。
ピアノ生演奏のBGMつきで、子どもも家族も皆が「自分らしく」生きてゆけるよう、様々な形での支援を実現されている様子をうかがいました。


セミナー最後には、田添先生、紅谷先生、認定NPO法人NEXTEP理事長の島津によるパネルディスカッションが行われました。
重い障がいのある子どもたちも地域で子どもらしく暮らしていくために必要なこと、多職種が連携してこそ生まれるサポートについて質疑応答も交えた意見が交わされ、参加者の皆さんにとっても有意義なセミナーになったことと思います。
今回のセミナーが、子どもたちの在宅生活のサポートの幅が広がりや、地域での生活がより豊かになってゆくきっかけになればと願っています。


※当事業は平成28年度熊本県小児訪問看護ステーション機能強化事業の一環として企画いたしました

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