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活動レポート

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小児在宅 多職種連携セミナー

2018年2月25日

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今回は、つばさ静岡の浅野一恵先生、TBSテレビプロデューサーの鈴木早苗氏、熊本再春荘病院の地域連携室から笠育美氏、障害児通所支援事業所ボンボン施設長の中本さおり、東京都立小平特別支援学校武蔵分教室主幹教諭の田添敦孝先生、西日本新聞社編集委員(福祉担当)で当事者家族でもある三宅大介氏をゲストにお招きし、子どもたちの可能性についてそれぞれご講演いただきました。

当日は浅野先生の「子どもたちの伸びる力を信じる食事支援」をテーマとした講演から始まりました。嚥下が困難であるからと一口も食べられない生活と、一口だけでも食べられる生活とでは全く異なる。大切な一口を支える社会の輪、その為の具体的な取り組みや介助方法などを知る事が出来ました。

午後からは鈴木氏より「ドラマ『コウノドリ』制作を通して、いのちの現場から」を演題にお話いただきました。視聴者であり周産期医療の経験者でもある方々からの意見も参考にドラマが作られていた事、命に寄り添い家族にとって一番良い選択をする事の必要性を考えさせられました。

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笠氏からは「『地域社会へ送り出す』病院から在宅へ」をテーマに、退院支援の実際についてお話いただきました。退院支援とは在宅へ帰ってから安心して過ごせる為の支援である事、そして家族の精神面での支援も大事にされている事を伺いました。

NEXTEP中本からは「子どもらしさをはぐくむ場所」をテーマとする講演がありました。たくさんの映像から、子どもは子どもの中で育っている様子が皆さんにも伝わった事と思います。

田添先生からは「さあ、学校へ行こう」をテーマにお話いただきました。一人一人の能力や可能性を伸ばす為にされている関わりや、これからの学校の在り方について伺う事が出来ました。

三宅氏からは「当事者家族が望む地域社会」と題しお話いただきました。医療的ケア児は近隣の学校に通えない、重い障害がある子どもを安心して預けられる短期入所施設が増えないなど、家族の負担がかなり大きくなっている現状を知る事が出来ました。

最後に「子どもたちの可能性」をテーマにシンポジウムが行われました。子ども達が地域に帰れるために必要になる事、その後必要となる支援など、それぞれの立場で意見が交わされました。
今回のセミナーを通して、子ども、そして家族に寄り添う事の大切さを再確認させられました。子ども達や家族が今何を必要とされているかなど考えながら、これから関わっていきたいと思います。

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