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活動レポート

活動レポート

訪問看護/児童発達支援見学後のレポート

2018年9月13日

◆活動内容について
 この日のメインの活動はみたらし団子づくりで、ガスコンロを用いて、実際に鍋に入れたり、みたらしを作ったりしていました。きなことみたらしのどちらを作るか、おこさんたちにじっくりと聞いたり、スイッチで動くエルモを使って材料を入れたり、お団子をスタッフの方々とこねたり、みたらしの味見をしたり、安全に配慮されつつも、お子さんたちが楽しく主体的に活動できるように工夫されている様子がとても印象的でした。みたらしが出来上がるとき、お部屋中にとても美味しそうな香りが漂っていました。
 また、活動や状況に応じてCDやYoutubeからの音楽を使い分けられていたり、おうちに持って帰るみたらし団子がきれいにラッピングされた上に、本日の1句が添えられていたりするなど、あらゆるところにスタッフの方々のぬくもりを感じました。

◆スタッフの方々の動きについて
 スタッフの皆さんがとても明るく、楽しそうにお子さんと関われていることがとても印象的でした。ケアについてもよく把握されていて、移乗や体位交換、注入、トイレの手順などがスムーズで自然に流れていました。看護士、保育士、リハなど様々な職種の方が関わっているはずですが、その職種の境目が感じられず、お子さんの前ではみんな「一緒に遊んでくれる人」になっていると感じました。「じゃあ、手を洗うよ」「トイレにいってきます」と一つひとつの動作を言葉に出すことで、お子さんに伝えるだけでなく、スタッフが今何をしているか、何をしようとしているかお互いに共有できるというお話を伺いました。活動の流れ、注入の準備などもとてもスムーズで、チーム一丸となって療育されていると感じました。

◆運営面/情報共有について
通所と訪問の兼務でお仕事をされている方々が多く、情報や記録をわかりやすく共有されていました。また、個別支援計画を立てる前には、訪問や通所で関わっている人が記入できるシートを使って最近の様子を共有しているとのこと(お子さんが頑張っていると感じるところ、ご家族に対する印象、重点的に支援していること、体の調子に対してなど)で、事業所全体でお子さんとご家族を支え、お子さんの成長を一緒に楽しまれている印象を受けました。

◆施設/導線について
 施設の玄関に入った瞬間、ウェルカムボードや職員一覧、写真などの手作りの装飾品があり、明るく楽しい雰囲気にとてもわくわくとした気持ちになりました。事務所のほかに、ボンボンのお部屋の一角に事務スペースがありました。活動によって人手が必要だったり、逆に不要だったりするような時々に応じて、療育と事務の行き来がしやすいように思いました。また、延長コードの1つ1つに『吸引器』『持続』『呼吸器』『加湿』『モニター』とテプラで名前がつけられていました。内蔵の充電器を知らぬ間に使ってしまうことの防止になるとのことでした。


重い障がいのあるお子さんの通所施設への受け入れには、やはりおうちでの様子をよく知っている必要性を感じています。お子さん一人ひとりに応じた「普通」を見極められることで、変化に敏感になることができます。今回の見学中に「呼吸器をつけているお子さんも要領さえつかめば、前開きでない洋服も着られるんです」とスタッフの方がさりげなく教えてくださいました。洋服を選んだり一緒に買いにいったりすることも子育ての楽しみだとハッとさせられました。保護者の方は、障がいのあるお子さんを育てる中でできないこと、しては危ないと言われることがたくさんあります。小児看護スタッフは、ケアに配慮しつつも子育ての楽しみ方を一緒に見つけてくれる存在としてとても重要ではないかと感じています。

この度は、ご多用の折に朝から夕方まで見学に入らせていただき誠にありがとうございました。ニコちゃんの会が始めようとしている通所施設「ニコちゃん家」は、運営面、活動内容まで手探りで準備を進めている状態です。今回見学で入らせていただき、皆さまのお子様、ご家族の方に温かく真摯に向き合っていらっしゃる姿は大変勉強になりました。お忙しい中、細部にいたるまでご丁寧に教えていただき、心から感謝しております。福岡でも子どもたちが安心して、楽しく過ごせる場を作っていけるよう、一歩一歩丁寧に進めていきます。これからの貴社のご発展を祈っています。福岡にお越しの際には、ぜひご連絡ください。この度は、本当にありがとうございました。

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