ホーム > これまでの活動報告 > 2007年5月20日


不登校児サポート勉強会



開催データ
講 師 香川純子氏(カウンセリングルーム/フリースクールソフィア)
日 時

5月20日(日) 10:00〜11:30

場 所

熊本中央公民館

参加人数 16名


事後レポート

◆報告◆

大牟田市内で病院勤務の傍らフリースクールを運営されている香川純子先生のお話は優しいトーンで始まりました。
臨床心理士5名と看護師1名で運営されており、子どもの目線に立てる事と、父親代わりや男の存在も時には必要だろうとの事から女性スタッフが多い中、男性スタッフにも関わりを持ってもらっているそうです。
「フリースクール」=子供にとって学校や家とはまた違う場所でほっとできる場所、そんなイメージを描いていました。ソフィアは駅に近く交通の便の良さから利用しやすさがあります。また専門性のある環境つくりやアプローチ法のため相談しやすい利点がありました。
病院でのカウンセラーは受診するまでのハードルが高く、学校カウンセラーも同様、学校に行かなければならなりません。ソフィアでは訪問カウンセラーや誰にも会わずに相談できるカウンセリングリームもあります。相談する側が1歩踏み出しやすいように配慮されており、フリースクールという場所に依存することなく、公園に出かけて太陽の日を浴びたりイライラする気分を吹き飛ばすよう思いっきり体を動かしたりして子供たちの気持ちを表現できる場をつくるそうです。1対1でなく子供同士のお付き合いの場もあり自然とコミュニケーション能力を高める機会が出来てきます。
しかし子供同士でなく大人が子供に関心をもつ事・愛する事・ストレスを受け止められる存在である事が大人としての役割であって、子供がもがいている気持ちに気づいてあげられる器をもっていなければならないと思いました。
相談者の中には悩んでいる自分は正常なのか判断して欲しいと相談に駆け込む子供もいます。疲れきっている相談者に耳を傾け、心を向かい合わせて@見立て→A目標→B支援の順序の三本柱を組み立ててサポート体制を整えます。サポートする側がけして諦めない事が基本。大人がまず元気でいる事、心も体も健康でいる事だと思います。
私たちも子供と接するサポート事業を行っていますが、子供が表現したい心のうちを見守り、時には少し背中を押す事が出来るような存在でありたいし、香川先生と志すものが同じ者としてその子らしさを取り戻せる場所つくりに取り組んでいきたいです。 (夏原)