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小児訪問看護ステーション相談支援センター

よくあるご質問と回答

訪問看護指示に関する事項

1.
小児とは何歳から訪問看護を利用できますか。

医療保険の訪問看護を利用できるものは、疾患や負傷により継続して療養を受ける状態にあり、居宅において訪問看護(療養上の世話や必要な診療の補助)が必要であると主治医が認めたもの。とされています。
したがって何歳からという制限はありません。0歳からでも上記の状態なら利用は可能です。
( 平成26年4月版 訪問看護業務の手引 )

2.
小児の場合、訪問看護指示書に特別に記載してもらう箇所などはありますか?

特別に記載が必要な事はないが、小児科医が訪問看護指示書を目にする機会がすくないため、利用開始月には直接主治医のもとへ伺い、記載法のお願いをしておいた方が賢明であると思います。
具体的な記載内容としましては、小児の場合は備考欄に、超重症児・準超重症児の判定スコアに基づいた点数を記載してもらうこと、使用している気管カニューレ・留置チューブのサイズ・挿入の長さ・何週間毎の交換予定にしているなどの情報が必要となります。

加算及び制度に関する事項

3.
経鼻経管栄養と気管切開をしている幼児の場合、訪問看護は毎日利用が出来ますか?

利用者1人について、週3回までが限度となっていますが、基準告示第2の1に該当しているものは日数の制限がありません。上記の児は該当しているため、毎日の訪問と難病複数回(2回・3回)の利用が可能です。
( 平成26年4月版 訪問看護業務の手引 )

4.
長時間訪問看護加算に該当するのはどのような状態ですか。また、週に何回まで利用が出来ますか。

基準告示第2の3に該当する
1)15歳未満の超重症児・準超重症児(スコア10点以上)
2)特掲診察料の施設基準等 別表8に掲げるもの
3)特別訪問看護指示書に係る訪問看護を受けているもの
とされています。
( 平成26年4月版 訪問看護業務の手引 )

5.
障害者総合支援法に基づく短期入所を利用され、退院日に訪問看護を行った場合は算定が出来るのか。

医療入院ではないため算定できます。医療入院後の退院日の算定は退院支援指導加算が算定できるが、対象となる利用者は基準告示2の7となっています。
(平成26年4月版 訪問看護業務の手引 )

6.
1人の利用者に3カ所の訪問看護ステーションが介入する場合、24時間対応体制加算は1カ所にしか算定が出来ないか。また、算定できない訪問日の夜間緊急対応はどうなるのか。

24時間対応体制加算は同月に複数の事業所が算定することはできません。1カ所のみの算定となりますので、事業所間での調整が必要です。また、同日に2カ所の訪問看護が訪問しても1カ所しか算定が出来ませんので、計画に基づいた訪問日に訪問した事業所が緊急時の対応は行うこととなります。

7.
複数名看護加算に看護補助者とあるが、看護師ではなくてもいいのですか。

看護補助者について看護師資格は不要です。看護補助者については、訪問看護を担当する看護師の指導の下に、療養上の世話(食事、清潔、入浴、移動等)のほか、居室の環境整備、看護用品及び消耗品の整理整頓などといった看護業務の補助を行うものを想定しており、資格は問わないとしています。

(平成28年4月版 訪問看護業務の手引)

8.
小児でも褥瘡に対してのリスク評価は必要ですか

重症心身障害児などは肢体変形が強いこともあるので、褥瘡のリスク評価は必要です。訪問看護利用開始及び褥瘡発生時に行います。日常生活の自立度が低い利用者につき褥瘡に関する危険因子の評価を行い、褥瘡に関する危険因子のある患者およびにすでに褥瘡を有する患者については、適切な褥瘡対策の看護計画、実施及び評価を行う必要があります。

(平成28年4月版 訪問看護業務の手引)

9.
入院中の小児が退院にむけての試験外泊を一泊二日で予定されています。訪問看護が訪問予定であるが、二日とも訪問できますか

基準告示第2の2 1)末期の悪性腫瘍・神経難病等の利用者2)特別管理加算の対象者に関しては、外泊中二回の算定が可能です。

(平成28年4月版 訪問看護業務の手引)

10.
相談支援専門員から、利用児の担当者会議の参加を打診されました。会議に参加したことで算定できる加算はありますか

算定できる加算は現在のところありません。利用児の生活には必要な会議のため、報酬はありませんが参加をお勧めします。

11.
利用している小児は、超重症児(者)判定基準で超重症児なのですが、訪問看護ステーションの看護師が判定してもいいものですか

利用児が超重症児か準超重症児であるかは、主治医が訪問看護指示書に明記することとされていますが、訪問看護ステーションの看護師(准看護師を除く)が判定基準に基づく判定を行い、その結果を訪問看護報告書に記載して、主治医に報告及び確認を行う形でも差支えありません。

12.
医療機関からの退院日に、入院する病棟に訪問看護師が訪問して一緒に自宅へ戻ることは、退院支援指導加算は制度的に算定可能ですか

退院支援指導加算は、退院後の在宅療養上必要な指導を行った場合、最初の訪問看護の際に算定できます。算定できる要件は基準告示2-1別表7・8の者です。

退院する際に医療機関に出向くことに規制は特にありません。かえって入院中のことや、退院前日当日の状態、帰宅後の状態変化の報告、相談方法の確認を主治医や病棟の担当看護師にできるためメリットも高いことを話す。

小児慢性特定疾病医療受給者証について

13.
小児慢性特定疾病医療受給者証をお持ちの方からの利用希望ですが、ステーションとして何か届け出等が必要でしょうか。

ステーションは、熊本県から指定小児慢性特定疾病医療機関の指定を受ける必要があります。(※詳細は熊本県子ども未来課まで直接お問い合わせください。)
また、受給者証にある指定医療機関の名称の欄に、○○訪問看護ステーションと追加記載が必要になります。利用者の保護者が、居住区の管轄の保健所に訪問看護指示書のコピーを持参し手続きを行うことになります。
熊本市在住の方は、熊本市子ども支援課が窓口です。熊本市以外の方の管轄の保健所一覧は、熊本県のホームページからご確認ください。

14.
小児慢性特定疾病医療受給者証の自己負担限度額の徴収について、考えかたを教えてください。

特定医療費の受給者については、所得により月々の自己負担上限額が定められています。(受給者証に記載)
受給者が、病院・薬局等2カ所以上の指定医療機関を利用する場合が多いことを考慮したとき、自己負担上限額の管理を行う必要がでてきます。
熊本県から、医療受給者証とあわせて「自己負担上限額管理票」を交付されています。

受給者の方は指定難病に係る治療等を指定医療機関で受ける度に、その機関が徴収した額を各機関において管理表に記入してもらいます。
自己負担の累積額が月間自己負担上限額まで達した場合には、その旨をその時に受診した指定医療機関に確認してもらいます。
自己負担上限額に達した場合は、その月において他の指定医療機関を受診してもそれ以上の自己負担がなくなります。
ケースが複雑化することも想定されます。請求に関してわからないことがある場合は、熊本県子ども未来課・管轄の保健所・社会保険診療報酬支払基金・国民健康保険団体連合会にご確認ください。

実施するケア内容について

15.
気管切開した1歳の女児、Y病院に入院中で退院と同時に訪問看護の利用希望がありました。訪問日や時間の設定、退院時に自宅までの移動などはどう考えたらいいですか。

まず、退院日の自宅までの移動ですが、1歳という年齢から車中ではチャイルドシートを使用することが望ましいです。しかし、チャイルドシートに座ると、体勢の問題や固定ベルトの位置などで胸郭が抑制され、酸素飽和度が低下する事があります。入院中に使用予定のチャイルドシートに座らせて低下がない事を確認すること、定頚していないので頭がふらつかないように、クッション材を利用するなどの工夫をするなどが必要になります。自宅までの帰路で、休憩するポイントも決めておいた方がいいでしょう。
訪問日と訪問時間の設定ですが、訪問は母親の不安が大きい退院直後は毎日が望ましいと思います。訪問する時間帯ですが、児の経管栄養の回数(5回の投与なら6時・10時・14時・18時・23時)を配慮して設定するほうがいいのではないでしょうか。栄養投与中と直後は避けた方がいいので、必然的に時間帯は決まってくるとおもいます。
また、家族の生活サイクルも配慮が必要です。きょうだいがいる場合は幼稚園の送迎に母が行かなければなりません。母が妊婦の時は検診にいきます。他にも、家族に児以外にも要介護者がいる場合、いろんなケースがあります。家族とよく話し合いを持ち、必要な時間帯には訪問看護や居宅介護の支援が入るように工夫することが必要です。

※具体的な相談をご希望の方は相談フォームからお問い合わせください。

その他

16.
人工呼吸器が充電できる非常用電源には、蓄電地があると聞いたがくわしく教えてほしい

人工呼吸器の外部電源を使用しての充電には、6つ程度の方法があります。

まず、純正の外部バッテリー、メーカー推奨のバッテリー、医療用バッテリー、車のシガーソケットからの電源確保(カーインバーター)、蓄電池 発電機などです。

外出に必要な場合は、人工呼吸器を貸し出している業者に、純正の外部バッテリーを無償で、もしくはレンタルという形で利用ができるので、それを使うという選択肢があります。

電気には、周期的に大きさと向きが変化する[交流(AC)]と、向きが常に一定な[直流(DC)]があります。蓄電池や発電機などは交流(AC)タイプで電気の圧が変動します。呼吸器などの精密医療機器を使用する場合は、変動する電圧では動かない場合もあるため、購入前には事前に確認をしておいたほうがよいでしょう。

17.
低圧持続吸引器の購入先や値段、使い勝手などを知りたい

低圧持続吸引器は、唾液専用で医療機器ではないため、ほとんどがインターネットで購入になっています。価格は各々7,000~8,000円です。

乾電池式とコンセント式の2種類があります。

乾電池式は、コンセントがない場所(外出先・車中など)でも使用できるので大変便利ですが、稼働する際の音が大きいため、夜間や静かな場所での使用はお薦めしません。また、稼働モーターの使用時間は200時間のため、それを過ぎると買い替えとなります。

コンセント式は、電源があれば使用できるが、コードが短いためテーブルタップなどと組み合わせて使用することを進める。静音タイプのため夜間の使用も可能であることなどを説明する。

18.
カーシートとはどのようなもので、いくらで購入できるか教えてほしい

カーシートは車載用の簡易型の座位保持椅子と考えることができます。市町村が窓口となる補装具給付の制度で作成ができます。手出しは1割ですが、座位保持椅子に車載用加算がついて支給限度額7万円(世帯収入に応じて負担額は変動有)までしか出ません。7万円を超える分は手出しとなります。制度についての詳細は市町村に確認されてください。

また、ある程度の自力座位をとれる人が対象となっているため、まったく座位が取れない小児や人工呼吸器装着児については、作成の段階から医師や看護師・理学療法士などのアドバイスが重要となります。耐用年数は3年で制度内で支給できるのは昭和貿易社のパイロット、であい工房ドライブサポート、きさく工房カーシートなどがあります。(2019年2月更新)

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