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命を育む土作り

2005年09月24日 更新

◎日 時 : 2005年9月24日(土)
◎場 所: 熊本市中央公民館

 
◎ 事後レポート

 

◆内容◆

 

□「文明は土とともにある」□
この言葉から佐伯さんのお話が始まりました。
人類は、土を酷使して文明が滅びるという歴史を繰り返してきました。
ギリシア文明を例にとっても、川の氾濫を防ぐために土を使って灌水事業を行い、文明は滅びました。川の氾濫には土地を豊かにする働きがあったのです。
土には浄化作用もあります。
わたしたちの生活と土は深く関わっています。
私たちは土を大切にしなければなりません。

 

□土のでき方□
土は山の中でできます。1m×1mの範囲で、1年間にわずか0.01ミリしか土ができません。山の中の土がふかふかしているのは団粒構造と呼ばれる土の
構造のためです。土の間に微生物やミミズが住み、落ち葉や動物の死骸を食べます。団粒構造をもつ土は良い土です。
農薬は草、虫だけでなく土の中の微生物にまで影響します。
また、わたしたちが普段飲んでいる水にも関わってくるので、化学肥料や農薬の使い方は考えなくてはなりません。

 

□有機肥料の必要性□
畑では、作物をつくり、それを収穫します。
その過程において、有機物が失われます(微生物が生きられない環境になってしまうから)。
そこで、その分(とった野菜の分)の有機肥料を入れなければなりません。
また、化学肥料ばかり使っていると土がカチカチになってしまうので、有機肥料が必要になります。

 

□堆肥ができるまで□
牛や豚、鶏の排泄物を混ぜ、ねかせる。

発酵、して60~70度になって湯気が出てくる。

においがしなくなり、土のようになる。
※においがしなくなってから使わないと、根腐れをおこしたりする。

 

□ぼかし肥料□
米ぬか、油かす、大豆かす、魚かす(魚の頭などを砕いたもの)を微生物によって発酵させたもの。ぼかしという言葉は「ふかす」という意味からきています。

 

□質問□
☆畑で抜いた草を有効活用できないか?(草抜きをするといつも大量の草の処分に困るので)
→草の間に堆肥など(米ぬかでも良い)を入れて発酵させる。ときどき混ぜながらしばらく置くと土になる。

 

☆一般家庭でも生ごみから堆肥を作れないか
→水分量の加減が難しいので、家庭で生ごみから作るのは難しいが、生ごみ処理機などを使えばできる。

 

◆学んだこと◆
・土の大切さ
・堆肥、ぼかし肥料のこと
・土の団粒構造
・農薬のこと
・有機肥料のこと etc…

 

◆感想・その他◆

 

私は今まであまり考えずに畑の作業をしていたのだと気付かされて、自分の今までの活動を反省しました。いつも軍手をせずに作業をしてしまう私です。

 

が、畑の土の状態を聞かれても、感触すら覚えていなくて、情けないなぁと思いました。畑で自分たちの手で野菜を作るという活動をする上で、今回勉強した
ような土のことをはじめ、もっといろんなことについての知識をもっておくべきだと思いました。

 

佐伯さんのお話はわかりやすくて、写真を見せてくださったり、また、実際に堆肥やぼかし肥料を持ってきていただいて、触ってみたりにおいを嗅いだりでき
たので土のことについて学ぶのがほとんど初めてだった私にもよくわかりました。
次回の畑での活動の際はまず畑の土を触ってみようと思います。

 

 

(文:矢野)

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