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訪問看護見学後のレポート1

2009年12月28日 更新

◎日 時: 2009年12月18日
◎参加者: 看護師(病院勤務)

 

<見学を終えて感じた事>

 

まずお母さんたちの笑顔が印象的で、不満をもらしながらも在宅ケアを苦痛には思っておられないのだろうなと感じました。また、訪問看護を楽しみに待っておられるようにも感じました。

 

実際に見学や説明を伺って、まさに自分が思い描いていた訪問看護をされていて、嬉しくまたわくわくするような気持ちでした。そんなSTEP♪KIDSさんだったら自分が看ているこどもたちやご家族の訪問看護を安心してお願いできるのにな、と思いました。しかしこれこそ『医療の地域格差』であり、全国に広めるために自分自身も何か行動をしなければと思い、さっそくスタッフに話をしているところです。

 

感じたこととしては、訪問時のケア以外にも、電話で気軽に相談でき、その内容もきょうだい児のことであったり、不満やストレスをぶつけたり世間話ができるのも、対等な関係であって家族の信頼を得ているからこそできることなのだということです。また対象とするのがこどもと両親だけでなくきょうだい児も含まれており、大学時代に自閉症児のきょうだい児の思いや幼いながらにも将来への不安と非嘆を感じていることも実際に見てきていたので、家族みんなを応援してくれるのは大変心強いことだと思います。

 

私の勤務する病院は24時間家族の付添が原則ですが、お母さんたちは在宅へ帰れることに希望を持ちながらも常に不安を持っていて一つ一つ疑問をぶつけ相談をされます。おそらく在宅に帰っても毎日がこれでいいのか、どうしたらいいのかと迷われながら、相談することもできずに日々ケアをされておられるのだと思います。そこに小児専門訪問看護師がいてくれたら、少しのアドバイスとお手伝いでお母さんも安心されるのでしょう。

 

今回の見学は、私にとって大きな転機となりそうです。まだ看護師として3年ですが、自分のやりたいことが不明確になってきて、楽しく生きがいを感じて仕事ができる場所は他にあるんじゃないかと転職を考えているところでした。しかし、小児の訪問看護をやってみたいなと思ったのですが、まずは経験を積まなければと思うともう少しこの病院でがんばってみようかなと考えているところです。そしてまずは在宅への移行がスムーズに行くように、そして退院後も安定して生活できるような退院調整を目指そうと思います。

 

<小児専門の訪問看護の必要性と課題について>

 

在宅看護を必要とするご家族からはご家族自身の時間が持てずに『髪は自分で切っている』『洋服は自分では買いに行けないので友人に選んでもらって自宅に送ってもらう』などの声を実際に聞いており、一人で介護を抱え込んでしまい疲弊しておられるお母さんも見てきました。また、母一人で介護を抱え込んで訪問看護が必要とされる方であっても、理解と信頼を得られずに導入を拒まれる家族もいらっしゃいます。小児専門の訪問看護の普及のためには、お話にもありましたが採算がとれるような経営や関連機関との連携、小児分野での訪問看護師の育成など課題とするところは多くあると思います。

 

まず自分に出来ることとして、小児専門の訪問看護が立ち上がったこと、実際の見学で学んだ事を一人でも多くの人に伝えること。そして、自分自身の看護師としての経験を積み、知識・技術の向上を図っていきたいと思います。

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