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訪問看護見学後のレポート7

2011年02月20日 更新

◎日 時: 2010年11月19日
◎参加者: 病院看護師

 

<見学を終えて感じた事>

 

今回、2件の訪問看護に同行させていただきました。どちらの家庭も子供に対しての広く深い愛情をとても感じました。1件目の家庭では、子供のことを本当に理解されていて、「今日は力むことがあるから、うんちがたまってるみたい」というと肛門刺激でたくさん出たり、痰の性状・量なども把握されていて、改めて在宅では家族が主体であることに気付かされました。その中で訪問看護者は、限られた時間の中で、家族の情報を参考にしながらその時の児の状態を判断しなければならず、知識はもちろんのこと、判断力や決断力が必須の現場だと感じました。訪問の途中、母親が「訪問看護師さんは時として医者であり看護師であり保育士であり友達であり民生委員であったりとたいへんですよ~」と言った一言がとても印象に残っています。

 

2件目の家庭では、まず一緒にジョギングをしたことがとても印象に残っていますが、もともと立つことができないと言われたこともあると聞いて、可能性は無限大であると同時に、諦めることは絶対にせずまず実行することの大切さを学ぶことができました。また、入浴介助が行われ、◯◯くんはもちろんのこと看護者もけがをしないように、身体への負担を最小限に考えながら限られたスペース・物品の中でケアを実施していかなければいけないと感じました。

 

一日見学して、病院という環境がいかに看護しやすい場所で医療者側の目線で考えられた施設だということに気づかされました。

 

訪問後、事務所にお邪魔したのですが、そこで看護者みんなで作成していた各家庭にプレゼントするDVDをみて、スタッフと利用されている各家族との間に揺るがない信頼関係があるんだと子供たちや両親の笑顔をみて感じ、温かい気持ちになることができました。また、亡くなられた家族との関係もあり、病院では亡くなったり退院したらその後の関係はほとんど続かない中で、素晴らしい取り組みだと思いました。

 

今回、同行した家庭はどちらも訪問看護を利用されてある程度の月日がたち、訪問看護とはどういうものなのかを理解され、児の状態は安定し家族の生活リズムも確立している家庭だったのですが、退院してから初めての導入となると、家庭によって考え方や子供に対する思い・経済面など全く違う中で、家族が在宅に対して前向きにとらえてもらうように看護者としてどう対応したらいいのだろうかと今回の見学を通じて考えることができました。

 

また、今回は父親に接する機会がなかったので、父親の考えなども聞いてみたいと思いました。

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