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活動レポート

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3月21日 不登校児サポート勉強会

2012年07月04日 更新

今回のフィールド勉強会は、ルーテル大学の佐々木教授に『「学校」の外の豊かな「学び」について』というテーマで講演をして頂きました。
大学生時代にアルバイトで家庭教師をしていた際に視覚と聴覚に障害のある中学生の高志君(仮名)と出会いました。高志君は通常の話声でのコミュニケーションが難しかったので、佐々木教授は手話サークルに入り耳の不自由な方の世界を学んだそうです。通常の学校と聾学校の学校生活は大きく違うのですが、高志君は皆と同じ小・中
学校に通っていました。「特別」扱いが好きでは無かったのですが、高校進学という分岐点を迎え「普通高校」と「聾学校高等部」の選択で、『選ぶ』のに必要な本人の力と周囲の人の役割を話されました。

 

佐々木教授は、高志君と家庭教師の時間以外に一緒に過ごす時間を大切にされました。何に興味があり、その興味をどう表現するか。Jリーグサッカーの話題をしながら「選手」という漢字を教え、学習と興味を融合させる。工夫次第で物事は角度を変え表現する方法を変える事が出来ます。現在、佐々木教授は、高志君と出会ったのがきっかけで障害のある子供の教育について大学院でより深く学び、ルーテル大学で特別支援学校教員の養成を中心に教育と研究をされております。

 

私達の不登校児サポート事業は学校のような学習ではありません。学校には無い場所と雰囲気で子ども達と一緒に学び、成長できる場になっている(なるように努力している)と思います。佐々木教授のように1人の子供と出会い、自分の人生をつなぐ「点」になることだってあります。フィールド活動を子ども達は何気ない活動と思っているかもしれません。ただ、子ども達だけではなく、大人にとっても重要な学びの機会になっているのではないでしょうか。

佐々木教授のお話を聞ける場が再度あれば良いと思っております。
ありがとうございました。

 

(森野)

 

◎日 時: 平成24年3月24日(土)14:00-15:15
◎場 所: 総合福祉センター・会議室3
◎参加人数:

NEXTEPの活動にご支援いただいている特別協賛各社