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訪問看護見学後のレポート33

2014年09月03日 更新

◎日 時: 2014年7月18日
◎参加者: 薬剤師

 

<見学を終えての感想>

訪問看護士と5歳のSちゃん宅に同行させて頂きました。車は隣の家に置かせていただいて、まずはお母さんとお祖母さん、ヘルパーも加わってにぎやかな和やかな挨拶から始まりました。

 

すやすや寝ているSちゃんは、2日前から微熱があり抗生剤を服用し、今は回復中とお母さんからの報告を受け、痰の性状や熱、呼吸音のバイタルチェックをされる看護士の優しい手の動きが印象的でした。入浴介助では、人口呼吸器・胃ろうを処置し、眠くてべそをかき気味のSちゃんを上手にあやしながらお母様と看護士とでベット上で体を洗い流し、それから湯船に。すべてが手際よくこんな方法で入浴されるのかと驚きました。

 

陶器のような色白のすべすべした肌を丁寧にこすられて目が覚めたのか、お湯の中で気持ち良さそうに足を揺らしたり、大きなぱっちりした目であたりを見まわし、時折声を出されて、S君は表情豊かでとても満ち足りているようでした。

 

入浴後に新しい服に着替え、さっぱりしたところで、看護士に爪を切ってもらったり、お母さんが「お薬とごはんよ」と胃ろうに入れられました。それは、お薬や栄養剤は、こんなふうに投与されるのかとわかった瞬間でした。2袋の薬を1袋にまとめ、その中にシリンジを入れ、少量入れた白湯で溶かしながら吸い上げ胃ろうチューブに投与し、続けて栄養剤を投与する。無駄のない作業に感心するとともに調剤の工夫で介護するかたのサポートもできるのではないかと強く思いました。

 

「家で暮らすようになってもう4年たつのよね」と言うお母さんの笑顔に、みなさんとの賑やかなやりとりに、いろんなことを受け止めたくましく生活している様子が肌で伝わってきました。

 

車内で看護士からお母さんの考え・想い・性格を尊重して見守っていること、成長に伴う行政との連携関わりのアドバイス、共通の話題など、興味深いことをいろいろお伺いし、このような事業所がもっと増えて、手助けが必要な子供さんを家庭で安心して育てられる地域が広がるといいなと思わずにはいられませんでした。

 

医療の安定の後の福祉の充実、生活の質の向上・・ステップキッズの活動は、家族とともにお子さんの成長を楽しみにしながら、深いところで関わり支えていることを実感しました。

 

薬剤師という仕事柄、私が患児本人にお会いしたり、その生活を知ることはなかなか難しいのですが、今回の見学でその一部を垣間みることができて、大変ありがたく思っています。

 

お薬がお子様に渡る様子を想像しながら、ご家族の要望に沿えるように、また、いろいろな提案ができるように今後の仕事に励みたいと思います。

 

最後になりましたが、お忙しい中、この貴重な機会を与えて下さったステップキッズの中本様・古田様・佐々木様初めスタッフの皆様、Sちゃん、首に冷たいタオルまでご準備下さったご家族様、本当にどうもありがとうございました。

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