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活動レポート

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訪問看護見学後のレポート48

◎日 時: 2016年3月11日
◎参加者: 医療ソーシャルワーカー

 見学を終えて感じたこと

 私は現在勤務する医療機関で、周産期病棟を主に医療ソーシャルワーカーとして退院支援を行っています。医療器具を持って退院する子ども、複雑(シングル、経済苦、DV家庭等)な家庭環境にある子ども、母親が精神疾患を患っている家庭など、自宅退院にあたっての問題は多岐に渡ります。子どもが生活する環境が安心して安全に過ごせる事、親が落ち着いて育児できる環境を整える事を目標に病棟スタッフ、院外の関係機関と連携を図っています。が、病院での退院支援はいかに安全に生活できるか、母親やその家族が少しでも安心して過ごせるようになるための支援にとどまり、その後の成長発達も医学的な見解での視点が強いように思い、今回在宅で生活する子ども達の実際の生活や支援の様子を見学したく参加させていただきました。
 午前中は障がい児通所支援事業所ボンボンの見学、午後からは訪問看護ステーションの訪問に同行させていただきました。ボンボンでは4人の子ども達と一緒に歌やリズム遊びをして過ごしました。保育士さんが玩具の工夫や子ども達が楽しめるような遊びの工夫(音やおもちゃの感触、身体の触れ合いやマッサージなど)をされており、自分も子どもと触れ合いながら楽しく過ごす事ができました。短い時間でしたが子どもの表情が笑顔に変わる様子が見る事ができました。訪問看護においては家族の動きやペースに合わせた支援(入浴介助)を行っている様子で、ご家族が訪問看護師さんを信頼している様子が伺えました。
 医療器具を持って自宅に帰る子ども達の両親に、最初は「安全に生活ができるか・・」「医療器具を使いこなせるか・・」「生きているだけでよかった」と思う気持ちのスタートから「育児をする」「子ども達は成長発達をする」という気持ちを持つように支援をしていくことが必要であり、見失いがちである事を教えていただきました。医療機関に勤める私たちは、本の読み聞かせや一緒に寝付かせる事、お友達と一緒に遊ぶ事など 生活の視点が大切である事を忘れていると思いました。ステップキッズのスタッフの皆様、訪問先の御家族の方にはお世話になりました。ありがとうございました。

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